音変化

「さむい」「さぶい」どっちが正しいのか?

変換キーを押すと、「寒い」「鎖部位」と変換されるので、「寒い」が正しいように思える。
だが、「今日はさぶいなー」という言葉はよく耳にする。
方言か?


「さぶいの方がさむいよりさむいニュアンス」とか言っている人もいた。
濁音のほうが意味が強調される、という感覚のようだ。

だが、「さぶい」は「さむい」の音変化で、漢字で書くならやはり”寒い”だ。

識字率が低い時には伝聞で言葉が共有される。
だから、「さむい」と発音したものを「さぶい」と聞き取り、「さぶい」と使ったとしても、共通の認識をできるならば、「さむい」は「さぶい」であり「寒い」なのだ。

それじゃあ、けっきょく、方言なのか?
というと、一部地区でなく、主流ではないにせよ全国的に「さぶい」という言葉があるから方言ではないのか?
(方言は同心円状に似た言葉が用いられる傾向があることから、複数地域で似た方言が使われることがあるが、ほんとに全国的に使われると、それはもはや方言ではない、だろう。)

駄文。

「寒い」と”寒い”の決定的な違いがあれば面白話になったが、駄文だね。
学校のテストで、寒いに「さぶい」と読み仮名をふったら×をつけられそうで、教育問題に絡めた話をするとかいう手もあるけどね。

「寒い」と”寒い”に違いはない、という知識は得た。
どこかで、「寒い」と”寒い”の違いを語っている人がいたら、生暖かい目で見守るとしよう。

たぶん、養命酒で酔っ払ってるんだね。
アルコール度14%だし。
効果が現れていないような気もするのだが、飲まなかったらもっとひどいのかもしれないと考えると、滋養強壮系の物を摂取するのはやめられない。