「MSXの適当手帳」

inuzori2006-03-25

MSX同人の歴史シリーズ(1)
MSXといったら、同人活動(というかユーザーサイドの活動)も欠かせないものだと思うのですが、あれやこれやで不当な扱いを受けている今日この頃。(妥当か?)
MSX−AやMSXマガジンでも同人の歴史については「なかったこと」になっている部分が大きい感じ。
でも、まとめサイトをつくるのも大変なので、オークションがてらやってみます。
(…とかいってオークションに出したのをブログに転載)

MSX同人誌「MSXの適当手帳」です。
0号:94年9月4日刊行
1号:96年6月2日刊行。

MSXの同人というと、もともとMSXをやっていたひとが行き場を無くして同人活動を…っていうのが多いですが、これはどちらかというと、もともと同人をやっていた方がMSXユーザーであったため、MSXネタの同人誌を作ってみた、という感じ。
当時のMSX同人誌はオフセットのものも少なく、コンビニコピー機で作っていた物が多かった中、これはなかなかの完成度です。
絵もうまいし、文章もまとも。
ただし、創刊準備号で「寄稿されたものはすべて掲載」として原稿募集をしたため、1号ではページごとの内容の差が激しいことに。
もともと、MSXユーザーの集まる場に、というのもコンセプトのひとつにあったため、それはそれで、発行者の趣旨にあっていたのだろうけれども、「今回は締め切りまで時間がないのでとりあえず。次号では○○をします!」みたいなページも多数。しかし、残念ながら2号が出ることはありませんでした。(たぶん)。